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トレンドマイクロ株式会社
警視庁は3月31日、「テレワーク勤務のサイバーセキュリティ対策!」と題する文書をサイトで公開しました。増加しているテレワークにおけるセキュリティの注意点をまとめた内容です。
テレワークでは、オフィス環境と異なり一般的なインターネット回線を使って、勤務先システムなどにアクセスすることとなります。そのため、普段以上にサイバーセキュリティ対策を考慮する必要があります。また、いつもと異なる環境のため、なりすましメールやフィッシング詐欺にも注意が必要です。
警視庁では、テレワークにおいて特に注意すべき点として、以下のようなポイントをあげています。
●テレワークで使用するパソコン等(タブレット、スマートフォン)
・サポートが終了しているOS(オペレーティングシステム)のパソコンを使用しない。
・ウイルス対策ソフトを必ず導入する。
・毎日の業務を始める前に、使用するパソコン等のOS、ウイルス対策ソフト、アプリケーションを最新の状態にする。
・テレワークで使用するパソコンは、自分以外に使用させない。
・不特定多数が利用するパソコンの使用を避ける。
・データを暗号化して保存する。
・ファイル共有機能をオフにする。
●自宅のWi-Fiルータを使用するとき
・ファームウェアを最新のものにアップデートする。
・管理用IDとパスワードを購入したままの状態で使用しない。
・SSID(アクセスポイント名=AP名)は、個人が特定される名前などを設定しない。
・WEPによる暗号化方式を使わない。
これらに加え、「通信経路」「パスワード」「Wi-Fiスポット(公衆無線LAN)やサテライトオフィスを利用するとき」「電子メール」「その他」における対策ポイントを具体的に示しています。いずれもテレワーク時に限らず、サイバーセキュリティ対策に重要なアクションですが、この機会に特に注意するようにしてください。
利用者は上記のポイントを参考にしながら自身の対策に不備が無いか改めて見直し、職場のテレワーク規定を順守するようにしましょう。