平素より「is702」をご利用いただき誠にありがとうございます。
本サイトでは新しいニュース情報の公開を終了しております。
インターネットセキュリティに関する最新ニュースは、法人のお客さま向けの「トレンドマイクロ セキュリティブログ」または、個人のお客さま向けの「ウイルスバスター セキュリティトピックス」をご利用ください。
トレンドマイクロ株式会社
セクストーションスパム(性的脅迫スパム)によって騙された被害者によるものと思われる、暗号資産の送金履歴を確認 しています。同様の手口に注意してください。
このセクストーションスパムと呼ばれる手口は、国内では2018年9月中旬 に初めて確認され、2018年末までに300回を超える仮想通貨の送金トランザクションが発生し、合わせて29BTC(当時の価格で2,850万円相当)の送金が確認されました。その後手口が周知され、2019年に入ってから送金はほとんど見られなくなっていました。しかし、散発的に同様の手口による攻撃や被害が現在まで続いています。
今回確認しているメールでも過去の手口同様に、受信者のメールを乗っ取り、さらにデバイスにトロイの木馬(マルウェアと呼ばれる不正プログラムの一種)を感染させたとし、「プライベート動画を入手した。それを貴方の連絡先、お友達、親戚全員に送信したり、ウェブ上に投稿したりできる。」といった内容の文面で脅します。その上で、秘密の暴露を回避する手段として、暗号資産(仮想通貨)のビットコインで口止め料を払うよう脅迫します。
図:偽の脅迫メールの一部、口止め料として1,450USD相当分のビットコインを要求している